レザークラフト 心の師匠いますか?
皆さんこんにちは、Nao--kiです。
先日はおうち時間の過ごし方として、レザークラフトを始めるために揃えるものをご紹介させていただきました。
次には何をするか,,,
そう、かっこいい職人の作品やレザーの工芸品を見てモチベーションを上げていく事です。
何を隠そう自分もそうでした。
いざ、何か作ろうにしても中々難しいものです。
どの様な作品を求めているかによっても違うかとは思いますが、やはり作るからには誰かに見てもらいたい・使ってもらいたい等の願望が生まれるはずです。
世間でどのようなものが好まれているのか知ることも今後のレザークラフト人生でとても大切な事ではないでしょうか?
自分には、心の師匠が2人+1工房ありますww
(勝手に心の師匠とさせていただいております、いつも制作の際は参考にさせていただいており、感謝致します。)
本日は、勝手ではありますがその紹介をさせていただければと思います。
それでは宜しくお願い致します。
革工房 OLD FELLOW COMPANY
この方を紹介せずにはいられません。
"OLD FELLOW CONPANY"は、高木俊輔さんという職人の方が長崎県五島列島に構える革工房です。
すべての作業をハンドメイドで行っている為に注文の際は多少の時間を要しますが、到着する作品は最高にかっこいい作品になります。
国産のグレージングベンズを使用し、とても味のある経年変化を体験することが出来ます。
基本的にはナチュラルカラーの作品が多いですが、ブラックの作品に関しても制作をおこなっており、こちらに関してはイタリアンサドルレザーのブラックを使用しています。
私が初めて憧れた職人であり、心の師匠です。
ハンドカットの正確さ、張り合わせの正確さ、コバ処理等どの工程をとっても素晴らしい作品です。
私が初めて購入をしたものは、ミドルをレットという財布です。
表側にブラックを使用し、内装はナチュラルカラーのものでした。
また、基本的には工房にて販売を行ってはいるのですが、時折東京の方で行われる催事などで出店をされているとの事です。
まだお会いしたことはないですが、一度は会って話を聞いてみたいものです。
今でもステッチ等、勝手にではありますが参考にしながら作品制作を行っています。
是非、この素晴らしい作品を見てみてください。
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インスタグラムもされていますので、是非ご覧ください。
その素晴らしさ、必ず伝わるかと思います。
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もともとは東京上野にある”革キチ”という革小物のお店で店長をされていたという事で、革キチに商品も卸しています。
革物工房大輔 大輔レザー
"革物工房大輔”は、内村大輔さんという方が埼玉にて構える革物工房です。
上記に挙げたOLD FELLOW COMPANYの高木俊輔さんと仲が良いのか、よくインスタ上でも絡んでいるのをお見掛けします。
こちらも基本的にはナチュラルカラーの国産サドルを使用した作品をメインとしており、時折クロコダイルやシャークなどの革を使用して作品を作っている方です。
公式のHP等がなく以前はインスタにてその技術を垣間見ることが出来たのですが、2021年9月現在非公開のアカウントになりフォローされないとみることが出来ません。気になる方はリクエストを送信してみてはどうでしょうか?
情報もとても少ない方ではあるのですが上記にある”革キチ”にて取り扱いがあります。
作品はどれをとっても素晴らしく、とても高い技術で製作をされている方です。
自分は大輔レザーさんのコインケースを店頭にて拝見したことがあります。
ステッチや、裁断、デザインに至るまで無駄のないとても素晴らしいものでした。
予算の都合にて購入はできませんでしたが、コロナ禍が落ち着いた際にはもう一度見に行きたいと考えております。
天神ワークス
最後は、言わずもがなの超有名工房”天神ワークス”です。
天神ワークスは、東京都足立区に本店を構える複数の職人からなるレザーワークス集団です。
定番のウォレットから鞄、はたまたシャツやジャケットまでをレザーにて制作している工房です。
こちらも国産サドルレザーを使用し、基本的にはナチュラルカラーでの制作を行っています。
ここはデザインもさることながら、そのエイジングが素晴らしいです。
年に数回エイジングコンテストなるものを開催しており、そのエイジングのすばらしさを垣間見ることが出来ます。
実際にモノを触ったことは残念ながらないのですが、写真からも伝わるその素晴らしさは実物になれば何倍にも膨らむことでしょう。
コンチョですらレザーにて作成を行い、金具を使用しない財布等も作成しています。
現在私がものすごく欲しい!!財布がココの物になります。
ズバリこれです。
素晴らしいの一言。
他にもたくさんの作品があります。
是非ご覧ください。
おわりに
実際に作成をしてみないとどのようなものになるかは分かりません。
どの様なステッチが美しいのか等その感性は様々ではありますが、自分に関してはこの方々が心の師匠です。
是非皆様それぞれの師匠を探してみてください。
本日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
Nao--ki
おうち時間 過ごし方のススメ#2 レザークラフト
皆様、こんにちは。
LOG LINKのNao--kiです。
緊急事態が延長される中ではありますがいかがお過ごしでしょうか?
おうち時間というものは何もしなければただただ過ぎてしましますが、自分で充実させようとすれば充実時間を作れるものだと思います。
充実した時間を過ごすと、自己肯定感も高まる気がして何事にも前向きに頑張れるものです。
そう、仕事もですww
普段を何気なく過ごしている自分
何か楽しみを持って気持ちを高めながら過ごしている自分
同じ自分でも、後者の方が同じことをやってもうまくいく確率は違うのかなと思います。
おうち時間を少しでも楽しめるものに作り替えていきましょう!
ということで、本日は前回の続きです。
今日の内容もレザークラフト。
そしてお題は、
- 貼り合わせるもの
- 縫うもの
- 仕上げるもの
になります。
前回は、
- 切るもの
- 穴を開けるもの
とやってきました。
ここまで読んで。初めて何をそろえて始めたらよいかの第一歩が完成します。
宜しくお願いします。
貼り合わせるもの
レザークラフトは、基本的に縫う前にしっかりと革を張り合わせてから縫います。
この張り合わせがのちの仕上がりを左右しますので、とても大切な工程ですね。
張り合わせに関して基本的には下記の2種類がメジャーになります。
- ボンド
- ゴムのり
ボンドは、一般的に使用されるボンドとあまり相違はないです。
しかし、レザーの張り合わせに適した用途のものがやはり存在します。
それが、このサイビノールというものです。
これをヘラで伸ばしながら薄く塗り、貼り合わせます。
貼り合わせは乾くまでに行えばよいので、多少のずれなら修正が可能になります。
また、自分の使用しているものは#100という硬さになります。
番号が上がれば硬くなります。
一般的におすすめされているのは、#100となりますので、初めての方は迷わずこち路をご購入下さい。
因みに、
- #100:一般的な革の張り合わせ用途
- #600:サイビノール100番より濃度が高く強力で、口金類の接着に適している
というような形でわかれています。
購入の際は気にしてみてください。
下記は#100のリンクとなります。
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また、サイビノールのようなボンドではなく”ゴムのり”といわれるものもあります。
サイビノールは乾く前に貼り合わせるものですが、こちらは乾いてから貼り合わせる形になります。
ボンドとは少し使い勝手が違うものですが、貼り合わせる際に時間的余裕が生まれたりします。
私の場合はこちらを主に使用しております。
種類は様々なものがありますので、色々試してみてお好みのものを探してみてください。
量販店でも探しやすいですね。
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縫うもの
これはもうまさに針!ですね
細め、太め、曲がりなど縫うものの形状や開ける穴のサイズによって様々なものが存在します。
私は、初めて購入したものが太めでしたので、そのまま太めのものを使用している形になります。
糸も#1もしくは#0の使用が多いので、現状特に困ることもなくやっております。
下記にリンク張っておきます。
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手縫い以外にもミシンを使用する方もいらっしゃいます。
しかしながら自分は手縫いの温かみが大好きです。
ですので、私は手縫いにこだわりやっております。
でも、いつかミシンにも挑戦していたいですね。
仕上げるもの
いよいよ仕上げに参りました。
レザークラフトは切りっぱなしの恥の部分を”コバ”といいます。
このコバに最終処理を施していくのが仕上げになります。
基本的には、トコノールやトコフィニッシュ、CMCと呼ばれるものなどを使用して行っていきます。
コバに塗り込んでいき、帆布などを使用して磨き上げていきます。
こちら処理は、作品の最終的な印象を決めるとても大切な工程となります。
大切にじっくり時間をかけていくことで、良い作品への第一歩を歩みだします。
この仕上げを毎回参考にさせていただいているのが下記の工房さんです。
- 革工房/OLD FELLOW COMPANY
- 革物工房 大輔
是非皆様も参考にされてはいかがでしょうか、芸術的なコバを見ることができます。
おわりに
皆様どうでしたでしょうか?
おうち時間のススメ、”レザークラフトの始め方”の第一歩として2回にわたり初めにそろえるものというお題で書いてみました。
正直、始めるまでにちょっとした決心は必要になります。
揃えなければいけないものもあり、技術も磨かなければならない。
でも、
それが醍醐味なんです。
それがなければ、一瞬で終わってします。
自分でやり方等を研究しながらやるから面白いんです。
まずは、やってみようと思ったら行動してみるのが大切です。
いきなり作り始めるよりも、素晴らしい作品を購入して使ってみることも大切と思います。
まずは革に触ってみてください。
そのうち革小物紹介コーナーもやりたいと思っています。
こんなのとか、
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こんなのとか、
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素晴らしいものがたくさんあります。
これらを通じて、皆様とLINKできると嬉しいです。
本日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
Nao--ki
おうち時間 過ごし方のススメ#1 レザークラフト
初めての記事は何がよいのかなと考えていました。
仕事のこと、家庭のこと、趣味のこと。
いろんなことが頭の中をめぐりましたが、今回は、
趣味の一つである「レザークラフト」について書いていきたいと思います。
レザークラフトにしようと考えた理由は、おうち時間を有意義に過ごす良い手段になると考えたからです。
レザークラフトというと、なかなか敷居が高いイメージがあるかとは思いますがそのようなことは一切ありません。
おうち時間を過ごせる手軽なDIY!という感覚で始めることができるんです。
このようなものから、
このようなものも、
少し時間をかければ作ることができます。
今日はその最低限揃えるものについて少し書かせていただきます。
はじめにそろえるものについてですが、基本的には
- 皮革を切るもの
- 穴を開けるもの
- 貼り合わせるもの
- 縫うもの
- 仕上げるもの
になります。
少し長くなるので、今日はそのうち
- 皮革を切るもの
- 穴を開けるもの
書いていければと思います
それでは宜しくお願いします
皮革を切るもの
に関しては、革包丁というものやカッターがあります。
はじめはカッターで始めてその後包丁に行くのが王道かもしれませんが、包丁から始めるとその分裁ち・研ぎの練習ができるので、予算がある方はおすすめです。
自分の場合はカッターから入りましたが、今は革包丁を購入し使用しています。
カッターはこんなものです。
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これであれば切れ味が悪くなった際は、替え刃を使用しますので研ぎがいらなくなります。
革包丁であればこんなやつです。
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こちらは「研ぎ」が必要になるので、切れ味が悪くなった際は砥石を使用します。
少しやっていくとわかるのですが、切断面というものは完成度に於いてとても大切な要素になります。
しっかり練習をして完成度をどんどん上げていきましょう!
そして余談ではありますが、自分の好きな作家さんの多くは、
「彫刀晟 小倉彫刻刃物製作所」
というところの革包丁を使用しています。
こちらでの購入体験は今後書かせていただければと思います。
穴を開けるもの
レザーを縫う際には、穴を事前に開けてからその穴に縫い針を通していくという手法をとることになります。
つまりその穴を開けるどうぐが必要になります。
それが「菱目打ち」になります。
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穴を開ける数によって、「4本目打ち」「2本目打ち」と名前が変わります。
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始めるにあたっては、4本と2本の目打ちがあればとりあえず対応は可能かと思われます。
慣れてきたらお好みでどんどん種類を増やしてみてください。
以上、
- 皮革を切るもの
- 穴を開けるもの
について書かせていただきました。
これは本のさわりの部分になりますので、これから書こうとしている続きに関しても読んでいただけると嬉しいです。
レザークラフトは、ハマってしまうとどんどん深みにはまっていきます。
一緒にこの深みにはまっていませんか?
レザーは楽しいですよ。
それでは今後も宜しくお願いします。
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管理人のNao-kiです。
このブログを始めるうえでいろんな事柄を考えました。
どのような”LINK"を作成したいか
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このBlogのテーマでもあります
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